平成29年度 ほしみ高等学園コース制について
- ほしみ高等学園の教育目標
小・中学部、中学校で培った力の定着及び拡大を図り、生徒一人一人が卒業後、主体的で豊かな社会生活を送るために必要な実際的・実用的な力や態度、習慣を育成するために次の目標を掲げる。
- 学校生活全般を通して、見通しを持ちながら、自分で物事を考え、判断する力を育てる。
- 周りの人や物事に興味・関心を持ち、自己選択を通して主体的に関わる力を育てる。
- 望ましい生活習慣を獲得し、身辺自立に向けて暮らす力を育てる。
- 自分の役割を意識し、将来地域に出て働く意欲や必要な力を育てる。
- 周囲と協力しながら、集団の一員としての自覚や行動するための力、伝える力を育てる。
- 実際的・実用的な力とは
| 区 分 | 観 点 | | キャリア教育 基礎的・汎用的能力
|
み ず か ら
| 意欲・態度 | 自発性/主体性/積極性/集中力/興味・関心 | 人間関係形成 ・ 社会形成能力 | | 自己理解 ・ 自己管理能力 | | 課題対応能力
| | キャリア プランニング能力 |
|
自己判断・問題解決 | 報告・伝達/場に応じた言動/確実性/自己決定・自己選択/自己理解/自己肯定・自己有用/自己管理/自己責任/課題解決/将来設計・進路計画/職業適性・職業適応/環境の理解と利用 |
よ ろ こ び
| 認知 | 文字の読み書き・計算/時間・空間把握/色・形の弁別/表現する力/模倣/注視 |
働く力 | 整理整頓/作業態度の持久力/休憩・休息の過ごし方/道具や物の操作性/協力・協働/役割意識/勤労観・職業観 |
運動 | 基礎体力/運動に関する基本的な動作/生涯スポーツ |
日常生活 能力 | 着替え/食事/排せつ/入浴/掃除/洗濯/料理 |
健康・安全 | 生活のリズム/健康状態の維持・改善/衛生/安全 |
社会経験 | 買物/交通機関の利用/公共施設の利用/余暇を過ごす力/地域での作業・現場実習/地域との交流 |
つ た え あ い
| 人間関係の形成 | 挨拶/思いやり/対人関係/社交性/困ったときの対処法/自分の気持ちの表わし方・伝え方 |
集団参加 | 集団活動への参加/ルールやマナーの理解/協調性 |
本校のコース制は、
本人・保護者の希望を重視し、コースを決定する。
生徒の障害の状態や適性、将来の進路希望等を踏まえて、卒業後の社会生活(仕事、暮らし等)に必要な力の育成を目指す。また、学校、家庭、地域において自ら主体的に、あるいは支援者とともに
自分の生活をデザイン(計画・設計)する力を養う。さらにその目的を達成し、一人一人の多様な教育的ニーズに応えるため、
個々の目標、支援度、支援内容を視野に入れ、各コースにいくつかの「グループ」を編成してきめ細かな指導を行うこととする。